« 魅惑インド再び③チェンナイ;2 | トップページ | 魅惑インド再び⑤寝台車 »

魅惑インド再び④TTDCバスツアー

4月26日 5:00am起床。

外はまだ暗い。

今日は、TTDCのバスツアーへ。

昨日のリキシャと5:30amにホテル前集合!


道端や家なのか公道なのか分からない場所で
沢山の人が眠る中、リキシャはTTDCへ向かう。

涼しそう。
昼間は灼熱ながら、朝晩は涼しいチェンナイ。

5:45am TTDC到着。
人はまばら。

待合室で待つ。

ようやくインド・ローカルたちが次々と入ってくる。

またしても外国人ツーリストは私だけのようです。

出発予定は6:30am。
しかし待てど暮らせど何も始まらない。

もしかして場所間違えたのかな・・・
一抹の不安にもなぜかびびり、カウンターに行けない私。
ローカルたちは平然としてるし・・・。

6:50am。いよいよ不安になり、後ろのお母さんに聞いてみる。

「ママラプラムのツアーなんだけど・・・」
すると
「同じよ。バスが遅れているみたいね」
と余裕のコメント。
そうですか・・・・

更に待つ。

少し周りがバタバタしてきた。
気づいたら、ツアーは一つじゃなく色々な場所行がある。

バスは1時間遅れで到着(どこかからのツアー??)、人が降りると
入れ替わりで私たちが乗り込む。

おおお、またしても異質な私。
インド人家族旅行に紛れ込んだ異国人。

とりあえず、最初の目的地・カーンチプラムへ向け出発。
約2時間。爆睡。

【カーンチプラム】はチェンナイから南西へ80キロ弱。
ヒンドゥー7大聖地のひとつで沢山の寺院がある。

ちなみにバスはNON/ACつまりエアコンなし。
でも窓全開の上、ドアも全開なので風がビュンビュン入って
暑くないことが判明。寝心地もよし。

まず訪れたのは
エーカンバラナタール寺院
こちらもシヴァが祀られています。

Dscf0989

本堂には、教徒以外入れない。

ので、1人で外や回廊をぶらぶらする。
不思議な回廊は、熱気を阻んでしんとしてちょっとひんやり。

またひとつひとつ異なる彫刻が施された柱は全部で540本とのこと。

Dscf1000

化粧を施された象。
巡礼者には頭をなでて祝福をしてくれる象。
Dscf1006

みんなが本堂でお祈りするのを1人象を見ながら待っていると
珍しい外国人にローカルの皆さんが話しかけてくれます。

Dscf1009
真ん中の笑顔がとってもキュートなエンジェル(名前)。
名前までキュート。


Dscf1010
彼の真剣な眼差しの先は
Dscf1002

Dscf0999

このツアーにはガイドがいて、英語で説明をしてくれる。
早口で力強いおじさんを私は陰ながら先生と呼んでいた。
先生は、一生懸命説明してくれるけど私は半分くらいしか
理解できないので、諦めて
地球の歩き方をチラチラみながら聞いてると
「ちゃんと聞け!」
と怒られた。
社会科見学の落ちこぼれ気分で
「すいませーん」
と謝るとローカルの子供に笑われた。

また教徒以外入れない所にみんなが行ってしまったので
ぶらぶらしてると、寺院付近でシルク屋をしているという
若者達に話しかけられる。

本堂から戻ってきたお母さんが私が不良に絡まれていると
思ったらしく
「早く、こっちきなさい!」
と救ってくれた。感謝。
その後、お母さんは後ろは見ても脇を見ない車にぶつかった。
大事に至らずよかった・・・

暑い。
分かってますけど暑い。

ヴィシュヌ神を祀るワラダジャーラ寺院に移動。
ここも本堂立ち入り禁止のため、外で待機。
涼を求め、石造りのホールへ。
Dscf1016

Dscf1020


ガイドが近寄ってきてどんどん説明を始める。
1人だし、無知なので、なるほどーと聞く。

Dscf1019

Dscf1025

これは女性が男性にキスをしている。
ガイドの「カーマスートラ」という言葉に異様に反応してしまい
「フォト!フォト!」
と接写を迫られ、やや恥ずかしい。

Dscf1027
こちらもカーマスートラ。

Dscf1034
こんな風にかっこつけて写真を撮ってもらったけど
私の希望というよりはガイドの希望で、
言われるがままに柱に登らされ、ポーズを決める。

インドの方に写真をお願いすると70%の確率でぶれる。
これはうまく撮れてたので感謝。

そうしているうちにみんなもそろそろ出てくる頃と思いホールから出る。

するとみんながいない。


もしや・・・

不安を抱えつつ、あたりを探す。

10分くらいおろおろしていると、見たことあるサリーが!
おかーさーーん!!!

駆け寄ると、食べ物を持っている。
差し出してくれて、葉っぱに包まれたご飯を頂く。

時間は10時くらい。
「ああ、朝ごはん?」
と聞くと、
「イエス、イエス」
朝ごはんつきってこういうことか・・・と少ししょんぼり。

カーンチプラムはシルクで有名なところで、嫁入り道具に
カーンチプラムのサリーというのがタミルの人の慣わしのよう。
シルク屋では、とても素敵なシルクの数々に感動したけど
どう考えても使い道ないのでみるだけ。
お母さん達はけっこう本気モードだった。

ツアー客ではないお客さんの男性二人。
「もっと高いのは?もっとこう、キラキラしているのを!」
Dscf1015
彼女か奥様へのプレゼントでしょうか。いーなー。


その後バスは、ママラプラムへ向け約2時間。

TTDCホテルというところで止まるとみんなが中へ。
トイレ休憩か?と思っていると食堂へ。

12時少し前。
おお、やっとランチか。
Dscf1014

イードリーとサンバル。穀物が多い印象の南インド料理。
お腹いっぱい。

また走ること1時間弱。また食堂らしきところへ到着。
???
「トイレなら大丈夫」
と先生に言うと、
「ノー!!!」
また強い調子で言われ、バスを降りると・・・・

ランチの時間だった。

さっき食べたばかりのような気がしますが、みんなはお構いなし。

今度はバイキング形式で
チャパティ、カレー、ヨーグルト(カレーに混ぜる)、豆など。
ここで発見。

日本のインド料理屋のランチってバイキングが多いじゃない?
これって本当に現地でもバイキングなのだ。
なるほどー。

そしてみんな良く食べる。
インド女性はふくよかな方が多いし、
男性も日本で言うメタボなお腹が
目立つ理由が分かった気がした。

ボトルの水がなくなり、後で買おうと思ってると
ローカルファミリーのお父さんが
「あそこでミネラルウォーターを入れなさい!フリーだから!ほら!」
と教えてくれた。
でも、
ちょっと・・・私大丈夫です。
と遠慮した。

まだバスは長いですから。油断禁物。


【ママラプラム】
のどか
この言葉が良く似合う町ママラプラム。

海沿いのリゾートでもあるらしいけど
今はオフなので基本的にはローカルの人のみ。
7世紀ごろ作られた遺跡が有名で、私が見たかったものがここに。

海岸寺院
まさに海沿いにある寺院。
今は既に遺跡でかつ、世界遺産。
Dscf1054

海風に1400年以上もさらされてきた。
今は防風林が立てられてしまったけど
当時の景色を創造すると鳥肌。

Dscf1059

すぐそこが海。

Dscf1063
ぶりっこしてるのではなく、セルフなので。
しかもこの姿を先生に見られ、やや恥ずかしい。

Dscf1067
実物大の象が彫刻されている。


そして・・・・
Dscf1070
バターボール。

坂の斜面に止まっている。なぜかは不明で、
かつ象が引いても動かないらしい。
Dscf1071

残念ながら近くまでいけず。

そしてバスは一路ボート乗り場へ・・・?
このツアー、基本ローカルのファミリー用のようで、
こんなお楽しみも付いている。
しかし、私は一人なので遠慮しようかなと思ったら
お母さんが呼んでくれて一緒に乗っけてもらう。
Dscf1072

みんなヒューヒュー言いながら楽しんでいた。

更に次にたどり着いたのが
Dscf1076
ゴールデンパレス?なる遊園地。

先生は、
「君は1人だし、お金もかかるし、大して面白くないから
バスに残ってなよ」
と言った。

すると他のみんなが
「なんで彼女だけ置いてくのよ!ちゃんと意向を聞きなさい!」
と先生に抗議。
先生は改めて
「君の好きにしていい。行く?行かない?」
こうなったら行くしかないから
「行く」
先生苦笑。

そこは摩訶不思議な遊園地で、ダン○やミッ○ーに似たのや
遺跡らしきモニュメントや、そしてその先にはビーチがあり、
ゲーセンがあった。

優しいローカルファミリーが
「一緒に周ろう」
と言ってくれて、4歳の子供のママと話していると、
彼女は同い年だった。
すごく親切にしてもらって、キッズのおじいちゃんからは
チャイをご馳走になり、なんだかホームステイ気分だよ。
温かい・・・

Dscf1078

これにてツアー内容は終了。
一路、チェンナイ市内に向かう。

この日、市内は大渋滞だった。

20時頃、ようやくTTDCに戻る。
心優しきバナシー一家と連絡先を交換して別れ、大満足のツアー終了。

実は、朝のリキシャを7:30pmにね、と呼んでおいたのだけど・・・・

いない。

あれだけ私の買い物につきあってくれたのにーーーーーー!
たかが30分!くそーーーーーーーーーーー!
しかも朝、おつりないとか言って帰りの分も信用して払っていた。

インドに来て、初めてのショック!

街は大渋滞で、リキシャも全て満車。タクシーもない。

TTDCに戻り事情を説明すると
「バスでいきなさい」

え?本気で言ってる?

「ほら、こっち!」
とおじさんは言い、道の反対側へ。
あたりはバスストップなのに暗く、私と同じような人たちが屯している。

この渋滞の理由は、クリケットゲーム。
インドでは、日本のプロ野球やJリーグのようにクリケットが国民的娯楽。
この日はチェンナイスーパーキングス?とどこかの大きな試合があるらしく
みんながこぞって外出しているのだそう。

「おじさん・・・私、バスは無理だよ。
この渋滞、何時くらいに終わるの?」

「ノーオーバー」
終わらないらしい・・・

そうですか。

おじさんはあたりの人に
「エグモア行きは22と29だよね?」
と確認して、私と一緒に待ってくれた。

なんだよ、いい人だな。
「なんか付き合ってもらってありがとうございます」
お礼を言うと
「いいの、いいの!」
やさしいなぁ・・・

しかしその数分後
「おれは、このバスで家に帰るから、22か29だぞ!!!!」
という言葉を残し、去った。

ですよね・・・

また異質な私は、これは本気で危険な気がする。
あたりを見回すとPOLICE発見!
インドの警察はたまにあてにならないと言うけどとにかく聞いてみよう!

「エグモアに行きたいんだけど、向こうと通りに行けば・・」
と聞きかけた途端
「ノー!ヒア!!」

腹をくくって、約30分待つ。
29が来た!!!

・・・無理・・・。
ドア全開のバスにはステップにも溢れんばかりの人。

見送る。

そして更に20分経過。

また29!!!
躊躇しつつもステップに飛び乗る。(停車時間が超短い)
脇のシートのおばさんに
「エグモア?」(に行くよね?)
と聞くと
首をかしげられた・・・。バスは速度を上げる。

ドンドン中に押し込まれ、3Rsのバス賃を、
人の手を介して、担当者に渡す。つーか、このシステム変だ・・・。
おつりも人の手を介して戻ってくる。不思議。

その前に、ほんとにこれで合ってるのか?
次のストップで、若者が飛び乗ってきた。
「エグモア?」
再び聞くと
「イエス。ミートゥー」
とのこと。
「お願い!教えてね!」
と頼んで、乗ること15分。

エグモア到着。

インド人の体臭と汗と熱気に包まれた市バス初体験。
貴重な経験をさせていただいた。

今日はビールは諦めよう・・・
ホテルの隣で水を買って、昨夜同様おじさんの作るコーヒーで
一日を締めた。
Dscf0987


|

« 魅惑インド再び③チェンナイ;2 | トップページ | 魅惑インド再び⑤寝台車 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/437377/20800285

この記事へのトラックバック一覧です: 魅惑インド再び④TTDCバスツアー:

« 魅惑インド再び③チェンナイ;2 | トップページ | 魅惑インド再び⑤寝台車 »